2023年7月16日からTBS系「日曜劇場」で放送されている連続ドラマ【VIVANT】は、特殊部隊“別班”の工作員として国内外で諜報活動をする主人公が、謎のテロ組織“テント”の陰謀に巻き込まれてゆくアドベンチャーストーリーです。
「3年B組金八先生」「華麗なる一族」「半沢直樹シリーズ」などの大ヒット・ドラマを生み出したことで知られている、福澤克雄監督が原作・演出を手掛けています。
主演は堺雅人、共演には二階堂ふみ、阿部寛、松坂桃李、小日向文世、濱田岳、檀れい、役所広司、二宮和也といった豪華キャストが勢ぞろいで出演しており、散りばめられた伏線や深まる謎に胸躍らせる多くの視聴者から、まるで映画仕立てのような壮大なドラマとして絶賛されている超話題作です。
この記事では、物語のカギを握る登場人物ジャミーンに焦点を当て、ジャミーンに関する謎を考察しています。
ジャミーンって何者?改めて確認
ジャミーンは、バルカ共和国(ドラマ設定上の架空の国)で主人公と出会う少女です。
第1話から主人公・乃木憂助のピンチを救い、強く印象に残るキャラクターと言えます。
謎のテロリスト組織「テント」とも何らかの関わりがあるようで、物語の核を担う重要な登場人物と言えるでしょう。
特殊な能力
エピソード内で、ジャミーンは人の善悪が分かるといった内容の言及があり、心の中で考えていることなどを読み取ることができる、特殊な能力を秘めていることが示唆されています。
ジャミーンの能力を示唆するエピソード | |
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第1話で放映された場面 | ジャミーンの父親アディエルが、「ジャミーンには善人と悪人を見分ける能力があるかもしれない」と発言している |
第4話で放映された場面 | 界医療機構で医師として従事している柚木薫が「ジャミーンは人の善悪を見抜く力がある」と発言している |
ジャミーンは第1話から登場します。
融資額を1桁多く間違って取引先に振り込まれたことを知った主人公の乃木は、回収するために取引先の所在地であるバルカ共和国へ向かいます。
しかし時すでに遅く、融資した1億ドルのうち9千万ドルはマネー・ロンダリングされてダイヤに換えられ、正体不明のテロ組織が関与している建設会社に渡ったことが発覚しました。
ダイヤの行方を追って、建設会社へ向かおうとしていた主人公は、タクシー運転手に騙されて鞄を盗られたうえで砂漠に置き去りにされてしまいます。
タクシーから転げ落ちて、力尽きてしまった主人公は意識を失い倒れてしまうのですが、その夜、ラクダで移動していた現地の親子(父親のアディエル/娘のジャミーン)に発見されます。
ジャミーン親子が主人公を救助し、その後アディエルの家で保護してもらえたことで、主人公は無事に目を覚ますことができました。
ジャミーンは、第1話だけではなく、第2話、第3話、第4話でも登場しています。
謎や伏線も多く散りばめられているので、主人公・乃木憂助とジャミーンには、血筋関係または組織関連などで、なにか深いつながりがあるのかもしれません。
重要なキャラクター
ジャミーンは、物語のカギを握るキャラクターです。
いまのところ、ジャミーンの具体的な役割については明確になっていません。(2023年8月13日時点)
以下の観点から、ドラマが進むにつれて物語の核に関わっている可能性があり、今後なんらかの重要な役割を果たすことが考えられるでしょう。
- 第1話から登場し以降全話に登場
- 砂漠で意識を失って倒れている主人公と遭遇し救助
- ジャミーン親子が、謎の組織「テント」の傭兵たちと笑顔で肩を並べる写真が見つかる
- 謎の組織「テント」に深く関わっている可能性がある
- 謎の組織「テント」の正体や目的に関連している可能性
ジャミーンが口をきけなくなった理由は?
ジャミーンが口をきけなくなった理由は、母親の死に関わっています。
2年前に母親を事故死で失くしたことが原因で、精神的なショックを受け、ジャミーンは喋ることができなくなりました。
※母親が亡くなった理由や原因については、詳しいことが明らかになっていません。
なぜテントと一緒に写真に写っている?
第4話で、テントと一緒に写真に写っているシーンが描かれています。
その写真には、謎のテロリスト組織「テント」のマークを左胸に付けた傭兵と仲良く肩を組むジャミーンの父親と、傭兵と父親の間に挟まってジャミーンが和やかな笑顔を浮かべている姿が映っていました。
現時点(第4話放送後)では真相が明らかになっていませんが、テントと一緒にいる写真が見つかったことから考察して、以下の疑惑が推測されます。
- ジャミーンは、謎の組織「テント」のメンバー?
- ジャミーンは、謎の組織「テント」で特殊な訓練を受けていた?
- ジャミーンは、謎の組織「テント」を秘密裡に探っている別組織のスパイ?
- ジャミーンは、謎の組織「テント」に安全上の理由で保護されている?
- ジャミーンは、謎の組織「テント」に拉致されて軟禁状態だった?
(しかしジャミーンは笑顔で映っているので、この可能性は低そう?)
ジャミーンの正体を考察!テントなの?
ジャミーンの正体はテントなのかどうかに関しては、現時点(第5話放送後)では確定的な情報が開示されていないため、明確な判断はできません。
しかし、謎のテロリスト組織「テント」のマークを付けた傭兵と、ジャミーン親子が仲良さそうに笑顔で映っている写真が見つかっています。
その写真の背景には、ほかにも多くの傭兵たちが映っているので、撮影された場所は謎の組織「テント」の特殊訓練場であると判断して間違いないでしょう。
このことから考察していくと、ジャミーンの正体は、謎の組織「テント」のメンバーである可能性が示唆されていると言えるかもしれません。
ジャミーンには、人の善悪が分かるという能力があります。
その特殊な能力を無暗に悪用されないように、謎の組織「テント」が保護しているのか、逆に悪用することを前提に、特殊能力をバックアップするため拉致しているのか、その真相は明らかになっていません。
いずれにしても、ジャミーンと謎のテロリスト組織「テント」には特別な深い繋がりがあると考えられ、ジャミーンが物語のカギを握っていることが浮き彫りになっているのは確かでしょう。
ジャミーンを演じている子役は誰?
ジャミーンを演じている子役はモンゴル出身の女優さんで、名前はNandin-Erdene Khongorzul(ナンディン=エルデネ・ホンゴルズル)さんです。
過去の出演作などの情報が見つかりませんので、「VIVANT」がドラマ初出演の可能性があります。
【VIVANT】ジャミーンが物語のカギを握る?テントとの関連を考察! まとめ
この記事では、2023年7月16日からTBS系「日曜劇場」で放送されている連続ドラマ【VIVANT】の登場人物ジャミーンに焦点を当て、物語のカギを握るジャミーンに関する謎を考察しました。
- ジャミーンは、バルカ共和国(ドラマ設定上の架空の国)で主人公と出会う少女
- ジャミーンは、人の善悪が分かる特殊な能力を持っている
- 第1話で、砂漠で倒れた主人公の命をジャミーン親子が救出
- 第1話だけでなく、第2話~第5話(最新話)まで全話に登場
- ジャミーンの母親は2年前に事故死しており、その精神的なショックから口をきけなくなった
- 謎のテロリスト組織「テント」の傭兵たちと一緒に、笑顔を浮かべているジャミーン親子の写真が見つかる
- ジャミーンの正体は、謎の組織「テント」のメンバーである可能性
- 第4話放送後の時点では真相は不明ですが、謎の組織「テント」と特別な繋がりがある!?
連続ドラマ【VIVANT】は、毎週日曜夜9時から、全10話が放送される予定です。
- 2023年7月16日放送 <第1話>
- 2023年7月23日放送 <第2話>
- 2023年7月30日放送 <第3話>
- 2023年8月06日放送 <第4話>
- 2023年8月13日放送 <第5話>
- 2023年8月20日放送 <第6話>
- 2023年8月27日放送 <第7話>
- 2023年9月03日放送 <第8話>
- 2023年9月10日放送 <第9話>
- 2023年9月17日放送 <第10話>※第10話が最終回になると予測されます
はたしてジャミーンは、主人公にとって味方なのか敵なのか、とても気になります。
散りばめられた謎の解明、示唆された伏線の回収など、これからの展開が楽しみですね。
物語の結末が見逃せません!
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